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中近東文化センター対談シリーズ 第3回

中近東文化センター「対談シリーズ」は、テーマを中近東とその周辺の国々まで拡げ、考古学、地質学、文献学、分析化学人類学、社会学、政治学など多角的に専門家の方々のお話を伺うシリーズです。第3回となるこの度は、早稲田大学名誉教授 近藤二郎夫先生 をお迎えし、エジプト考古学のお話を伺います。

 

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第3回 近藤二郎(早稲田大学名誉教授)× 大村幸弘(センター理事長・アナトリア考古学研究所所長)

 

発掘調査を行う遺跡を選定するにはそれ相当の時間を必要とします。もちろん発掘前には目的を明確にしておかなければなりませんが、始めたからといって目的通り進むとは限りません。発掘過程で出てくる問題点に執着し当初の目的とは全く違う方向へと流れることも多々あります。

1966年にエジプトで一般調査を開始した早稲田大学は、1971年にルクソールのナイル川西岸に位置するマルカタ南遺跡の発掘調査を開始、1974年1月にイシス神殿の北約250メートルにある小丘、コム・アル=サマク(魚の丘)で第18王朝アメンへテプ3世の儀礼用彩色階段を発見します。それから半世紀にわたる早稲田大学の発掘調査の流れを概観すると、先の一般調査を基本として、マルカタ王宮址、ルクソール西岸の王家の谷、貴族の墓にしても常にエジプトの新王国第18王朝に焦点が当てられていたのではないかと思います。それらの発掘調査の中心で現場に立ち続けているのが、早稲田大学発掘調査の初代隊長である川村喜一教授の下で学んだ近藤二郎早稲田大学名誉教授です。

今回の対談では、これまで近藤二郎名誉教授が関われてきた早稲田大学のエジプトの発掘調査、そして今後の日本のエジプト学の展望についても語って頂きます。(大村幸弘記)

 

日 時:2月14日(金)14:00〜15:00  (zoom配信 ※お申込み受付後、メールにてご案内)

                   14:00〜15:30  (対面:申込制 ※先着30名。一部展示解説有り )

 

会 場:中近東文化センター附属博物館

                  アクセス  http://www.meccj.or.jp/guide/access.php

 

              対面参加費:博物館入館料をお支払いください。

(当日は開館時刻以降、入館可能です。対談開始前に自由にご見学いただけます。)

          一般¥1000  高・大生¥500   65歳以上500円  中学生以下無料

 

対面 &  ZOOM参加申込:①氏名   ②所属(学生/一般)  ③メールアドレス ④連絡先電話番号   ⑤対面/zoom のどちらを希望するかをお書きいただき、

<tokyo@jiaa-kaman.org> までメールにてお申し込みください。

 

    申込〆切:2月12日(水)

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